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店主の出身は東京石神井ですが、両親の故郷は津軽です。父が亡くなった年の八月、母と妻を連れ、弘前のねぶた祭りに行きました。夏の終わりの夕暮れにぼんやりとうかぶ山車灯籠とラッセー、ラッセーというかけ声の中で、自分の心のふるさとを感じ、どうにか青森の食材を使いたいと思うようになりました。
青森シャモロック
話題の青森シャモロック、誰もが気付く食感の繊細さ
これには訳があります。この鳥は青森県畜産試験場が12年かけて開発した地鶏です。放し飼いで育て、エサにも手間をかけながら、普通のブロイラーの二倍の時間をかけてゆっくりと育てます。この鳥が宮内庁直轄の御料牧場へ出荷されている唯一の地鶏であることも納得いただけるはずです。なお、仕入の関係上数に限りがありますのでご予約をおすすめします。
皆さんがお召し上がりになる焼き鳥三種と定番メニュー
来店されるお客さんがたいてい頼まれるのが、ほんのり柚子の香りがするつくね、ポッテリ食べ応えのあるレバー、ジューシーなシャモロックのネギ間です。大人が酒を楽しんでいる時に、香ばしさと歯ごたえで、おもわず、主役を奪取してしまうような、そんな存在感のある焼鳥を目ざしました。
そのため、青森シャモロックは直接生産業者の大鰐振興の宮腰さんから仕入れ、大山鳥は築地鳥専門問屋で吟味したものを使い、備長炭でじっくりと焼き上げています。